COLUMNコラム

2021.05.21

ARって最近よく聞くけどなんだろう?



Augmented Realityの略です。意味は「拡張現実」。
ARは、スマートフォンやARグラス越しで見ると、 現実世界にナビゲーションや3Dデータ、動画などのデジタルコンテンツが出現し、現実世界に情報を付加してくれる技術です。


簡単に言うと、ARは現実世界の「足りない」または「補足したい」情報を補ってくれるもです。
ARは現在、エンターテインメント分野でゲームやイベントでの利用をはじめ、産業分野で業務効率や生産性向上に使われたり、ビジネスの分野でも企業の広告やプロモーション・販売促進に使われたりと、活用の幅広さから多くの企業に注目されています。


特に昨今のコロナ禍により、広告・プロモーション分野では、『非接触』や『密を避ける』目的としてARを採択されるケースも増えてきております。




ARの種類について



(1)マーカー型(画像認識)AR
あらかじめ登録された画像や写真を2D(静止画)で認識する。
特定の写真やイラスト、文字を画像認識。特徴点が一致すると、ARコンテンツが自動的に出現。画像をトリガーにしてARコンテンツを表示させるため、照度や環境などに左右されることがあります。
企業のプロモーションやマーケティングに多く利用されています。


〈活用シーン〉
リアルイベント、商品、パッケージ、カタログやポスター、書籍・広報誌などの紙媒体、芸能人・キャラクター、写真・画像投稿型SNS、店舗 など




(2)位置認識型(GPS・ロケーションベース)AR
スマートフォンなどのデバイスのGPS機能で取得される位置情報で認識します。
予め「この場所にこのARコンテンツを出現させる」とGPS情報と連動させて設定しておき、設定された場所に向かってスマートフォンなどの端末をかざした場合コンテンツが出現します。
現在の位置から目的地まで迷わずにたどり着けるよう、MAP系サービスに多く利用されています。


〈活用シーン〉
Google Mapなどの道案内サービス、ゴルフ場、建築物・建物、観光地、位置情報と連動したゲームアプリ など




(3)マーカーレス型の画像認識AR(ノンマーカー)
マーカーレス型は、特定のマーカーを別途用意する必要がありません。
現実に存在している物や、その環境を空間的に認識することで付加情報の位置を特定し表示します。


〈活用シーン〉
カメラアプリSNOW、バーチャルメイクアップ など




(4)3D空間認識AR
立体的に特徴を捉え、認識します。立体や空間で認識する場合は、物体や人物をさまざまな角度から認識することができます。


〈活用シーン〉
家具・家電、キャラクター、ゲーム、製造業 など





色々な種類があり、現在も進化を続けているAR。今後はARグラスなどの普及により、私たちの生活がガラリと変わる可能性もありますよね!
まるで近未来モノの映画みたいでワクワクします。


東亜印刷では、そんな話題のARを使った施策のご提案も増えてきました。
今後はARの特設ページもアップしていく予定ですのでご期待ください!
ご使用シーンのイメージなどが無い状態でのお問い合わせも大歓迎です。
比較的安価でご紹介できますので、是非ご連絡をお待ちしております!!

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