コラム

 印刷テクニカルコラム バックナンバー
  第01回 2008.10.30 ・印刷の種類について
第02回 2008.12.01 ・4原色(色の表現方法)
第03回 2009.01.15 ・工程(印刷物ができるまで)
第04回 2009.03.03 ・後加工1(表面加工)




第1回〜印刷機の種類について〜

 

2回目のコラムでは、カラーの印刷物を印刷する場合の色の表現方法をご説明します。

皆さんは「カラーの印刷物」は何色の色数で刷っていると思われますか?

 

よくテレビなどではRGB(アールジービィ)などと言われ、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の

”光の3原色”の組み合わせでカラーを表現しています。

 

しかし紙に印刷する印刷物では”色の3原色”とさらによく使われる”黒色”の4色で

カラーを表現しています。

簡単な説明を載せておきますのでご参考にして下さい。

 

  1. 原色(光の3原色/色の3原色)
  2. 色の3原色(CMY)+黒(K)の合計4色で印刷します。(基本の4色:プロセスカラー)
  3. 特色  


@原色(光の3原色/色の3原色)
詳細  

[1]

私達が視覚できる色はフルカラーで物質には、さまざまな色があります。

これらの色は「基本となる色(以下:原色)」の組み合わせで表現することができます。

例えば紫色は青色と赤色を混ぜることによって表現することができます。

 

[2]

さらに原色には”光の3原色”と”色の3原色”の合計6原色があり、これらは他の色を混ぜ合わせても作り出すことができません。

 

[3]

”光の3原色”は、(Red)、(Green)、(Blue)の3色です。

これらは組み合わせて混ぜれば混ぜるほど明るくなる特性をもっており、この3色全てを均等な配分で重ねると白になります。

”光の3原色”はそれぞれの頭文字をとってRGB(アールジービィ)などと言います。


 

RGB


[4]

”色の3原色”はシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の3色です。

”色の3原色”は”光の3原色”とは反対に色を重ねるごとに暗くなり、3色を等量で混ぜ合わせると黒色になります。

それぞれの頭文字をとってCMY(シーエムワイ)などと言います。また、日本語では

アイ、アカ、キなどと表現します。

シアン色やマゼンタ色は日常生活ではなじみが薄くイメージしにくいと思いますが

シアン色は水色、マゼンタ色はピンクのような色です。

 

 

cmy

 

 


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A色の3原色(CMY)+黒(K)の合計4色で印刷します。
詳細  

[1]

オフセットカラー印刷では”色の3原色”で印刷を行います。これら3色の混合によってあらゆる色彩を表現することができます。

 

[2]

しかし実際の印刷ではシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の原色のインキを混ぜ合わせて、事前に印刷する色を作ったりはしません。ましてカラーの印刷では何色もつくることになり事実上不可能です。

そこでオフセット印刷では「網点(あみてん)」という小さな点を使います。

 

[3]

カラーの印刷の場合、単位面積当たりのシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の原色の網点の量でさまざまな色を表現しています。

例えばオレンジなら マゼンタ50% + イエロー50% の原色の網点をそれぞれ印刷することで表現しています。

また、このように同じ場所に原色の網点を印刷してカラーを表現することを”掛(か)け合せ”などといいます。

 

[4]

”色の3原色”の場合、黒色は3色を等量で混ぜ合わせることで表現できますが

 

シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の原色の掛け合せだけで印刷した場合、ほんの少しの網点のズレで細い黒色部分がズレる。

・黒色はよく使う(黒を1色で済ませることができる)。

・黒をきれいに印刷する。

 

などの理由で(ブラック:Kと表現する。)を3原色に加えたCMYKの4つの基本色で印刷します。また、 CMYにKを加えた4つの基本色をプロセスカラーと呼び”色の4原色”といいます。

 

 


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B特色(とくしょく)
詳細

 

[1]

理論上CMYKのインキ(プロセスインキ)で全ての色が再現できるはずですが、プロセスインキで表現の難しい色や、インキの特性上再現不可能な色を補う為に、特に調合

したインキで印刷する色のことを特色(とくしょく)といいます。

 

[2]

特色には例えば、金、銀、パールなどの成分が入った特殊な色や、ショッキングイエロー、ショッキングピンクなどの蛍光色、などがあります。

また、オフセット印刷では網点の量で色を表現するため、例えば薄いピンクはマゼンタ(Magenta)の10%の濃度となり、本来の色より鮮やかさがなくなります。そこで、薄いピンクのインキを使って印刷する場合、薄いピンクが特色となります。従って特色といっても濃度や鮮やかさにこだわらなければ4原色で印刷できるものもあります。

 

[3]

また名刺や小冊子など簡単な印刷物で、黒と青色などの2色で印刷を行う場合の青色も特色となります。

 

[4]

特色インキは既に各インキメーカーから多くの種類が発売されています。

各インキメーカー独自の色見本帖があり、名前や番号で特色インキを指定することができます。

 

 



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